定年後のハワイ生活という選択

定年後ハワイで暮らしたい!
9回のハワイ渡航を経てこの思いは年々強くなります。何度行っても本当に飽きることなく魅力的なハワイ‥‥夢で終わらせることのないよう本記事では【費用・期間・今やるべきこと】をリアルに考えて解説していきます!

最後にハワイに行ったのはコロナ感染症が流行る前…2018年になります。
なぜ魅力?老後のハワイ
老後に限らずいつでも魅力的なのですが、定年を迎えた夫婦(60代)にとってどういったところに魅力があるのでしょうか?
1.自然と都会のバランスが絶妙によい
中心部にはスーパーやレストラン、ブランドショップ、免税店やドラッグストア、そしてビーチにホテル、水族館に動物園まで…便利で楽しいものがたくさんあり、不自由がありません。
しかし少し足を延ばせばプランテーションやトレイル、広い公園など自然あふれる空間が広がっています。
2.医療水準が高く、安心感がある
日本人対応もできる施設が多く存在しており、ハワイにはアメリカ本土と同様の医療水準を持つ施設が多く、安心の体制が整っています。
3.交通手段(TheBus・Uberなど)が充実している
定年後の方で車に自信がなくても移動しやすい公共交通が整っています。

私たちはレンタカーで移動したいので、定年後すぐの滞在を望んでいます!
「The Cab」「Charley’s Taxi」など大手のタクシー会社もしっかりしており、料金体系も明確なため安心して利用できます。

最近は街中にbikiの利用がよく見られるようです!
ちょっと遠く、でも車で行くほどでもないときに便利ですね。
4. 日本からのアクセスが良い
成田・羽田・関空などから直行便で約7〜8時間です。
正直エコノミクラスでの移動はシニアにはこれ以上のフライトになるとかなりの負担を感じるでしょう。
5. 宗教や文化に寛容で、多様性を尊重する社会
ハワイは多民族社会で、日常的に多くの観光客が訪れます。
多様な文化や価値観が自然に受け入れられており、あからさまな差別を感じることがありません。
むしろ日本人観光客は昔から経済の重要な支えでもあり、歓迎されている存在です。
マナーも基本的によく、トラブルも少ないので、「対応しやすい客層」としてとらえられているので、過ごしやすい環境です。
6. 四季がなく、体調管理がしやすい
年間を通じて平均気温25〜28℃と、年配の方の体にも優しい安定した気候です。
雨季と乾季はありますが、雨季でも一日の数時間ざっと降る程度です。
7. 食べ物も多様性があり、ローカルフードも日本人が受け入れやすい味
ハワイは和食文化の影響を受けており、ローカルフードにも親しみやすい味が多いです。
漬けマグロの「ポケ」や、照り焼き、スパムむすびなど、日本人にもなじみのある料理が豊富で、長期滞在中も食に困ることが少ないのが魅力です。
8.日本人スタッフ・日本語が話せるスタッフが多数いる
楽天やJCBのカードを持っているだけで使えるラウンジがワイキキのど真ん中にあります。
困ったことがあれば日本語で相談できる窓口があるのはとても心強いです。
9.治安が比較的良く、生活に向いている
油断は禁物ですが、ホノルル市内は比較的治安が良く、夜遅い時間でなければ出歩くことに危険は感じません。
10. 街全体に「リラックスの空気感」がある
ハワイアンタイムと呼ばれる「のんびりした時間の流れ」があり、急がず、焦らず、心がゆるむ雰囲気があります。それでいて、日本人観光客が多いためか、ローカルバスは時間が読みにくいなどはありますが比較的スムーズに時間通りにサービスが受けられます。

日本で忙しく働いた日々を癒すにはこれ以上ない場所でしょう!
長期滞在ってどれくらいの期間?ビザと滞在スタイルの基礎知識
次にリアルに滞在できる期間を考えてみます。
定年後なので、日本に慌てて帰国する理由はないと仮定します。
ということは、期間を考える際に壁となるのは「かかる金額」と「ビザの有効期間」となります。
まずはハワイのビザ事情から滞在に理想的な期間を見ていきましょう。
滞在期間 | 必要なビザ/制度 | 説明 |
---|---|---|
2週間 | ESTA | 最長90日までの観光・短期滞在にOK。オンライン申請。 |
1ヶ月 | ESTA | 同上(90日以内であれば問題なし) |
3ヶ月 | ESTA | 最大90日まで滞在可能(ただし出国延長不可) |
4カ月 | B2観光ビザ | ESTAの90日を超えるので観光ビザが必要。申請には面接・書類準備が必要 |
半年 | B2観光ビザ | 一般的に6カ月まで滞在可(更新で延長可能な場合あり) |
1年以上 | 長期滞在ビザ(就労ビザ、学生ビザなど) | 条件が厳しく、目的に合ったビザ取得が前提。観光目的では認められない。 |
つまり、ESTA(ビザ免除プログラム)の有効期限である90日以内が現実的であるといえますね。
どれくらいお金が必要?期間別にリアルな費用シミュレーション
では、次にいよいよ費用の面からどれくらいの滞在が可能なのか考えていきましょう。
ESTAの有効期限である3ヶ月を最大として、2週間、1ヶ月、3ヶ月で費用の比較をしてみしょう。
以下の項目によってある程度値段は左右されます。
・いつに行くのか
・為替レートはどうか
・どこに泊まるか
・泊まる地区はどのあたりにするのか
・どういう過ごし方をするのか
・食事はどうするのか
・どれくらい滞在するのか
他にもどういった保険を選ぶのか移動手段はどうするかなどの細かい項目も考えられますが、大まかには以上の項目です。
今回は滞在期間で費用にどれくらい差が出るか考えたいので、全てに同一条件をつけてみます。
すべていずれ詳細を別記事にしきたいと思っていますが、ここではざっとこれくらいのプランが現実的では?という目安をつけたいと思います。
以下の条件でチャットGPTに聞いてみました。

ハワイ・オアフ島での夫婦2人(60代)の滞在費用を、以下の条件で2週間、1ヶ月、3カ月の期間別に概算してください。
いつ | 2025年5月末現在 |
為替レート | 1ドル=140円 |
宿泊 | シェラトン・ワイキキとワイキキのコンドミニアムに半々ずつ宿泊 |
過ごし方 | ・期間の半分レンタカーを利用。 ・1回一人$250の高級なアクティビティに次の回数参加。 2週間(2回)、1ヶ月(3回)、3ヶ月(4回) |
食事 | 1日一人$60(朝:$10、昼:$15、間食:$5、夜:$30) |
その他 | 航空券代と旅行保険料を含む。60代夫婦二人分。 |
返答は次の通りとなりました。

シェラトン・ワイキキ($524/泊)とコンドミニアム($249/泊)、レンタカー($70/日)、往復航空券代($544×2)、旅行保険料(費用の5%)とし、以下の様になりました。
チャットGPTだと、保険料が高過ぎ(費用の5%)たので、保険比較のサイトを参考にし修正し、以下の通りとなりました。
2週間 | 1ヶ月 | 3カ月 | |
---|---|---|---|
航空費 | $1,088 | $1,088 | $1,088 |
保険料 | $250 | $500 | $2,000 |
宿泊費 | $5,412 | $11,160 | $33,480 |
食費 | $840 | $1,800 | $5,400 |
レンタカー | $700 | $1,400 | $4,200 |
アクティビティ | $1,000 | $1,500 | $2,000 |
合計(USD) | $9,290 | $17,448 | $48,168 |
合計(日本円) | ¥1,300,600 | ¥2,442,720 | ¥6,743,520 |
以上の結果を受けて、感じたのは次の通りです。
・1ヶ月以内が妥当
・ホテルとコンドミニアムの宿泊日数のバランスがカギ
・食事をどう抑えるかがポイント
・保険料は検討が必要
こうしてみると、3ヶ月は恐ろしい値段ですね・・・。
買い物込みで300万ほどというイメージでいたので、1ヶ月を超えると厳しい印象です。
あとは食費やホテル、航空費などで調整してどれくらいまで宿泊日数を延せるかというところでしょうか。

シェラトン・ワイキキにはとても思い入れがあるので泊まりたいです。
食事に関してはコンドミニアムで自炊すればもう少し抑えられそうです。一方でたまには高級レストランにも行きたいので、この辺り(1日一人$60)が平均となりそうですね。
あとは60を過ぎてハワイに行くため、保険の内容は検討を重ねる必要性を感じました。
実現のために今からできる準備と資金計画
定年後のハワイ長期滞在をかなえるために、今からできる準備は何でしょうか?
それは以下の3つです。
- 英会話のスキル向上
- 日常会話可能。しかし現在最近話す機会がなくスキルの低下を感じる
- 貯金
- 老後資金を圧迫しないように滞在用貯金を始める
- ハワイ情報の収集
- 後悔のない滞在に向けて、最新情報を継続的にチェック
まとめ:夢を現実に変える
半世紀生きて後ろばかり見る機会の増えていることに、ある日ふと気が付きました。
娘中心にひたすら生きてきた十数年でもあります。
もう半世紀、されど半世紀。人生80年。
まだ生まれて娘を出産するまでくらいの時間が残っています。(33歳で出産しました)
目標を作り日々のモチベーションにしたい!
そういう気持ちもあり、老後にハワイをきめました。
基本浪費家の私(笑)が、貯金をするきっかけにもなりそうです!

同じくアラフィフ主婦の皆さん、未来のためのモチベーション=自分のこれからを、少しでもいい方向へ導こうとする心のエネルギー、ありますか?
きっとまだまだできることがありますよ。一緒に頑張りましょう!